製品情報 V-700 series

紫外可視近赤外分光光度計

V-700 series
ラインアップ
ラインアップ

V-750:幅広い用途に対応する紫外可視スタンダードモデル

液体や固体の測定等の多様な用途で使用できるスタンダードな紫外可視分光光度計です。広い波長範囲で Abs4 までの測定に対応できます。積分球やファイバー等の付属品やミクロセルの測定に対応しています。

紫外可視分光光度計 V-750

広い波長範囲で Abs4 を実現

紫外から可視にわたる広い波長範囲で測光範囲 Abs4 を達成しています。光学素子評価のようなスペクトル全域にわたり高精度測定が必要なアプリケーションにも対応しています。

各種溶液の吸収スペクトル
各種溶液の吸収スペクトル
ラニチジン塩酸塩の検量線
ラニチジン塩酸塩の検量線

ミクロセルを用いた微量測定

牛胸線の DNA を測定し、吸収極大波長 260 nm にて検量線を作成しました。スペクトルバンド幅を M モードに設定することで、微量セルを用いた測定にも対応可能です。

DNA 溶液の吸収スペクトル
DNA 溶液の吸収スペクトル
DNA 溶液の検量線
DNA 溶液の検量線

V-760:ダブルモノクロメーター搭載の極低迷光モデル

シリーズで唯一ダブルモノクロメーター光学系を搭載し、“極”低迷光(0.00008%)を実現します。広い波長範囲において Abs6 までリニアリティーのある検量線が得られます。高濃度の液体試料を希釈する必要が無く、また、吸光度の高い固体サンプルの測定にも対応します。

紫外可視分光光度計 V-760

ダブルモノクロメーターで広い波長範囲で Abs6 を実現

特定の波長帯に吸収のある各種水溶液を測定しました。V-760 ではダブルモノクロメーター光学系を搭載し、光学系の最適化、高分解 A/D コンバーターの採用、信号処理の最適化により、紫外から可視域までの広い波長範囲で広いダイナミックレンジを達成しました。

各種溶液の吸収スペクトル
各種溶液の吸収スペクトル
ラニチジン塩酸塩の検量線
ラニチジン塩酸塩の検量線

光学素子の高吸光度測定

ダーク補正と対照側の減光を行い、V-760 でノッチフィルターを測定しました。入射角を 0°から大きくするにつれて、ピーク位置が短波長側にシフトし、また、ピーク強度が下がることが分かります。光学フィルターや希釈できない溶液など吸収が強い試料の測定(紫外〜可視域)には、ダブルモノクロメーターを搭載している V-760 が最適です。さらに、高吸光度測定キットを使用したダーク補正および対照側光束の減光が有効です。

高吸光度測定キット
高吸光度測定キット
ノッチフィルターの吸収スペクトル
ノッチフィルターの吸収スペクトル

V-770:最長 3200 nmまでの波長範囲をカバーする近赤外広帯域モデル

シリーズで最も広い波長範囲を測定することができます。シングルモノクロメーター光学系を採用しているため 近赤外域で積分球などの付属品を使用した場合も高いエネルギーで、精度の高い測定結果を得ることができます。

紫外可視近赤外分光光度計 V-770

測定波長範囲の拡張

オプションの波長拡張キットにより、長波長側の波長範囲を標準の 2700 nm から 3200 nm に拡張できます。3200 nm まで拡張すると、水晶中の OH 基を測定することができます。

水晶の透過率スペクトル
水晶の透過率スペクトル

結晶性シリコンのバンドギャップ測定

半導体材料の透過率や反射率から、バンドギャップを求めることができます。V-770、積分球ユニット(ISN-923)、バンドギャッププログラム(VWBG-773)を用いて測定・ 解析を行ったところ、バンドギャップ値は 1.10[eV] であると求められ、文献値 1.1[eV] * によく一致した結果を得ることができました。

* Streetman, Ben G.; Sanjay Banerjee 2000 . Solid State electronic Devices (5th ed.). New Jersey: Prentice Hall. p. 524. ISBN 0-13-025538-6

シリコンの透過率スペクトル
シリコンの透過率スペクトル
シリコンの Tauc プロット
シリコンの hν–(hνα)1/2 プロット

V-780:InGaAs 検出器搭載の近赤外高感度・高分解モデル

近赤外域用の検出器に InGaAs 検出器を採用することにより高感度・高分解測定を実現しています。太陽電池関連、光通信用光学素子や半導体等の測定に適しています。

紫外可視近赤外分光光度計 V-780

近赤外域の高感度測定

光通信用 1.3 µm 帯域カットフィルターを V-770 と V-780 で測り比べました。透過率 0% 付近を拡大すると V-770 に比べ V-780 の方が高 S/N であることが分かります。

カットフィルターの透過率スペクトル
光通信用 1.3 µm 帯域カットフィルターの透過率スペクトル

ARコート(反射率 0.1 % 以下)の測定

AR コートは、窓材やレンズ、光通信やレーザーダイオードに組みこまれる光学素子に利用されています。近年の性能が向上した反射防止膜を評価するためには、反射率 0.1 % 以下を高精度で再現性良く評価できる測定システムが必要です。V-780 による絶対反射率測定で、反射率 0.1 % 以下の高性能反射防止膜を測定することができます。

AR コートの反射率スペクトル
AR コートの反射率スペクトル