RMP-500シリーズはファイバーを用いることにより、サンプルへのアプローチが自由に行え、試料の形状・状態に合わせたフレキシブルなシステム構築が可能です。
ここでは、トレハロースの構造変化のモニタリングを行いました。温度80℃の一定温度で1分間隔で測定しました。500cm−1以下は格子振動に帰属されるモードで、時間の経過とともにスペクトルが変化しており、2水和物の結合水が脱離して一旦アモルファス状態になったあと、再結晶化していることがわかりました。