製品情報 EXTREMA UFC

超臨界流体クロマトグラフ

EXTREMA UFC

超臨界流体クロマトグラフィーの原理

超臨界流体とは

物質は、温度や圧力によって気体・液体・固体の3種の状態に変化します。三重点とは、その気体・液体・固体の三相が共存する状態となる条件のことを示します。一方、気体・液体のどちらにも属さない臨界点以上の圧力及び温度の領域が存在し、この状態の物質を超臨界流体と呼びます。

超臨界流体は、粘性が低く、拡散係数が高いという特長をもっており、温度と圧力をパラメーターとして操作することにより密度を制御でき、溶解力を連続的に変化できる溶媒という従来にない性質を持っています。

超臨界流体 CO2の状態図
図1 CO2の状態図

Web基礎セミナー:超臨界流体の基礎では、「超臨界状態とは?」「超臨界二酸化炭素の特長」など、超臨界流体についてさらに詳しく知ることができます。