製品情報 EXTREMA

高速液体クロマトグラフ(HPLC)

EXTREMA

オーブン

HPLCのオーブン

ブロックヒータータイプ、空気浴式のカラムオーブンと、反応オーブンを用意しています。

全てのカラムオーブンが冷却機能を有しており、室温以下からカラム温度をコントロールすることができます。

カラムオーブン CO-4061 / 4062 / 4060 / 4065

CO-4061/62はブロックヒータータイプのカラムオーブンです。CO-4061は、200mmまでの長さのカラムを2本収納することができます。CO-4062は、150mm長のカラムを最大6本収納でき、流路切換バルブをオプションで2個まで内蔵できるので、カラムスイッチング分析に使用できます。

HPLCカラムオーブン CO-4061
CO-4061

CO-4060は空気浴式で、最大300mm長のカラムや径の太い分取カラムを収納できます。

CO-4065は空気浴式で、オーブン内容積が大きく最大300mm長のカラムを10本まで収納でき、流路切換バルブがオプションで2個内蔵できます。

反応オーブン RO-4068

反応オーブンのRO-4068は、200℃までの加熱が行え、ポストカラム誘導体化法による反応システムを組む際に反応コイルを一定温度に保ちます。

HPLC反応オーブン RO-4068
RO-4068

プレカラムスタビライザー

ブロックヒータータイプのCO-4061/62には、オプションでプレカラムスタビライザーを追加できます。

プレカラムスタビライザーを使用することで、室温とカラムオーブンの設定温度に差がある場合に発生するカラム内での温度勾配によるピーク形状悪化を防ぎます。

プレカラムスタビライザー効果の比較
図1 プレカラムスタビライザー効果の比較
[分析条件]
Column X-presspak VC18-W
(3mmI.D. × 50mmL, 2µm)
Eluent Water / Acetonitrile (Gradient)
Flow rate 1.0mL/min
Sample 揮発油中の酸化生成物

[トルエンピークの比較]
室温 オーブン温度 プレカラム
スタビライザー
理論段数 ピーク幅 tR(min)
21℃ 25℃ あり 56095 0.019 1.893
なし 54747 0.019 1.887
40℃ あり 46021 0.020 1.799
なし 36402 0.023 1.851

HPLCの各モジュールの紹介

その他のモジュールについて詳しくは以下のリンクをご覧ください。