製品情報 V-700 series

紫外可視近赤外分光光度計

V-700 series

豊富な特別付属品

V-700シリーズは70種類以上の豊富な特別付属品を取り揃えており、様々な分野の分析を強力にサポートします。試料形状や測定手法に合わせて組み合わせることで、目的に合った分析システムを構築できます。

ここでは代表的な特別付属品についてご紹介します。付属品の詳しい情報、その他の付属品についてはカタログに記載しておりますので、ページ右上のボタンより資料請求をお願いいたします。

微量測定用セルホルダー

1滴測定ユニット SAH-769 730 / 750 / 760 / 770 / 780

タンパク質や核酸の溶液をセルに滴下するだけで迅速に測定することができます。測定後は試料を拭き取るだけでセルの洗浄が行えます。
<仕様>
付属セル 1.0 mmセル(最小試料量:5 µL)
0.2 mmセル(最小試料量:0.6 µL)
1滴測定ユニット

ミクロセルホルダー EMC-709 730 / 750 / 760 / 770 / 780

50 µLセルと5 µLセルが使用できます。
<仕様>
使用可能セル 50 µLミクロセル(光路長 10 mm)
5 µLミクロセル(光路長 1 mm、5 µLミクロセルスペーサーが別途必要です)
ミクロセルホルダー

恒温セルホルダー

恒温6連セルチェンジャー NCP-706 730 / 750 / 760 / 770 / 780

循環恒温槽を併用して試料温度を一定に保つことができます。プログラムによりセルを切り換えて測定できます。
<仕様>
使用可能セル 光路長10 mm角型セル 6個装着
恒温方式 恒温循環方式
使用温度 10 °C~90 °C
対照光束側 光路長10 mm角型セル 1個装着
(恒温循環方式)
セル切換 プログラム制御
恒温6連セルチェンジャー

ペルチェセルホルダー

空冷ペルチェセルホルダー EHCS-932 730 / 750 / 760 / 770 / 780

空冷式で冷却水不要なセルホルダーです。
<仕様>
使用可能セル 光路長10 mm角型セル
対照光束側 10 mm角型セル 1個装着
対照側温調 温度調節機能なし
温度調節方式 ペルチェ効果による加熱冷却方式
放熱方式 空冷式
攪拌方式 マグネチックスターラー使用
(ミクロセル不可、攪拌速度可変)
温度設定範囲 −10 °C~110 °C
温度制御範囲 0 °C~100 °C(室温25 °Cの場合)
温度制御精度 ±0.1 °C
温度正確さ 20 °C~40 °C ±0.5 °C
上記以外 ±1 °C
空冷ペルチェセルホルダー

水冷ペルチェセルホルダー ETCS-761 730 / 750 / 760 / 770 / 780

水冷式で0 °C~100 °C(冷却水温度20 °Cの場合)の広い温度範囲で使用できるペルチェセルホルダーです。対照側の試料側と同じ温度に温調できるタイプもあります。
<仕様>
使用可能セル 光路長10 mm角型セル
対照光束側 10 mm角型セル 1個装着
温度調節方式 ペルチェ効果による加熱冷却方式
放熱方式 水冷式
攪拌方式 マグネチックスターラー使用
(ミクロセル不可、攪拌速度可変)
温度設定範囲 −10 °C~110 °C
温度制御範囲 0 °C~100 °C(冷却水温度20 °Cの場合)
温度制御精度 ±0.1 °C
温度正確さ 20 °C~40 °C ±0.5 °C
上記以外 ±1 °C
水冷ペルチェセルホルダー

水冷ペルチェセルチェンジャー PAC-743 730 / 750 / 760 / 770 / 780

水冷ペルチェセルチェンジャー(対照側温調タイプ) PAC-743R 730 / 750 / 760 / 770 / 780

専用セルブロックと組み合わせて使うセルチェンジャーです。セルブロックは、ミクロセルにも対応可能な6連セルブロック、8連セルブロック、ミクロ8連セルブロック等を用意しています。オプションのセル内センサーにてセル内の試料温度をモニターできます。
<仕様>
対照光束側 10 mm角型セル 1個装着
温度調節方式 ペルチェ効果による加熱冷却方式
放熱方式 水冷式
温度設定範囲 −10 °C~110 °C
温度制御範囲 0 °C~100 °C(冷却水温度20 °Cの場合)
温度制御精度 ±0.1 °C
温度正確さ 20 °C~40 °C ±0.5 °C
上記以外 ±1 °C
水冷ペルチェセルチェンジャー
PAC-743R(6連セルブロック装着時)

シッパー

バキュームシッパー NQF-930 730 / 750 / 760 / 770 / 780

液体試料を試料室外のビーカーなどから試料室内のセルに送液することができます。耐薬品性に優れた吸引ビン方式のバキュームポンプタイプシッパーです。NQF-930 は 10 mm 角型セルホルダーを内蔵しており、フローセルと切換えることができます。
<仕様>
光路長 10 mm
セル容量 約70 µL
セル材質 合成石英
キャリーオーバー 1 %以下(低粘性試料の場合)
最小試料量 0.7 mL(低粘性試料の場合)
配管 テフロン
バキュームシッパー

ペリスタシッパー NPF-782 730 / 750 / 760 / 770 / 780

試料の回収ができるシッパーです。10 mm角型セルホルダーを内蔵しており、フローセルと切換え可能です。
<仕様>
光路長 10 mm*
セル容量 約70 µL
セル材質 合成石英
キャリーオーバー 1 %以下(低粘性試料の場合)
最小試料量 0.7 mL(低粘性試料の場合)
配管 ファーメドチューブ等
波長範囲 220 nm~900 nm(V-730 / 750 / 760)
220 nm~2200 nm(V-770)
220 nm~1600 nm(V-780)
* オプションで1mmフローセルブロック取り付け可能
ペリスタシッパー

オートサンプラー

オートサンプラー ASU-800 730 / 750 / 760 / 770 / 780

シッパーやシリンジポンプと組み合わせて、液体の多検体測定を自動制御できます。試料の容量や検体数に応じた、試験管やマイクロプレートをセットする専用ラック(別売)を用意しています。
<仕様>
ノズル ステンレスノズル
配管 テフロン(外径2.0 mm、内径1.0 mm)
オートサンプラー

積分球ユニット

積分球ユニット ISV-922 / ISN-923 / ISN-901i 750 / 760 / 770 / 780

固体試料表面の拡散反射や懸濁液の拡散透過測定に用います。光トラップを備えており、正反射光を含む場合と含まない場合の反射測定が行えます。オプションのホルダーを使用することで固体試料の拡散透過測定(固体試料ホルダー)、粉末試料の拡散反射測定(粉末セル)が可能です。
積分球ユニット
ISV-922
<仕様>
型式
ISV-922 ISN-923 ISN-901i
積分球内径 φ60 mm
最小試料サイズ(反射) 20(H) × 20(W) × 0.5(t) mm
最大試料サイズ(反射) 65(H) × 50(W) × 25(t) mm
使用可能セル(透過測定) 光路長5、10、20、30、50 mm角型セル
使用可能セル(対照セル) 光路長5、10、20 mm角型セル(セルブロックオプション)
波長範囲 200 nm~870 nm 200 nm~2500 nm 200 nm~1600 nm
反射面の入射角 0°、約5°

150 mmφ積分球ユニット ILV-924 / ILN-925 / ILN-902i 750 / 760 / 770 / 780

へーズ値の測定などに適した大型の積分球ユニットです。光トラップを備えており、正反射光を含む場合と含まない場合の反射測定が行えます。
150mmφ積分球ユニット
ILN-925
<仕様>
型式
ILV-924 ILN-925 ILN-902i
積分球内径 φ150 mm
最小試料サイズ(反射) 20(H) × 20(W) × 0.5(t) mm
最大試料サイズ(反射) 100(H) × 50(W) × 30(t) mm
使用可能セル(透過測定) 光路長5、10、20、30、50 mm角型セル
使用可能セル(対照セル) 光路長5、10、20、30、50 mm角型セル
波長範囲 220 nm~850 nm 220 nm~2200 nm 220 nm~1600 nm
反射面の入射角 約5°

水平置き積分球ユニット PIV-756 / PIN-757 / PIN-903i 750 / 760 / 770 / 780

試料を水平に置いた状態で、透過測定や反射測定が行えます。
水平置き積分球ユニット
PIN-757
<仕様>
型式
PIV-756 PIN-757 PIN-903i
積分球内径 φ60 mm
最小試料サイズ(透過) φ3×0.5(t) mm
最大試料サイズ(透過) 50(H) × 50(W) × 2(t) mm
最大試料サイズ(反射) 30(H) × 30(W) × 10(t) mm
反射試料アダプター φ20×2 mm 窓板なし
波長範囲 250 nm~800 nm 250 nm~2000 nm 250 nm~1600 nm

固体試料用反射・透過測定ユニット

1回反射測定ユニット SLM-907 730 / 750 / 760 / 770 / 780

1回反射測定ユニット SLM-908 750 / 760 / 770 / 780

金属等鏡面反射する試料についてアルミ蒸着平面鏡に対する相対反射率を測定する付属品です。反射測定だけでなく、薄膜の干渉波を測定して膜厚を求めるときにも使用します。
1回反射測定ユニット
SLM-907
<仕様>
型式
SLM-907 SLM-908
入射角 約5°(固定)
最小試料サイズ 10 × 10 mm -
最大試料サイズ 100 × 120 mm φ150 mm(6インチウェーハ対応)
光束開口サイズ φ7 mm 7 × 7 mm
反射基準 アルミ蒸着平面鏡
波長範囲 250 nm~1000 nm(V-730) V-730非対応
200 nm~870 nm(V-750/760)、200 nm~2500 nm(V-770)、200 nm~1600 nm(V-780)
試料室蓋 標準付属

光ファイバーユニット

光ファイバーユニット FAP-927 750 / 760 / 770 / 780

光ファイバーを用いて測定光を導く付属品です。光ファイバーで分光光度計の外へ導出した光を試料に入射します。試料から出射した光を光ファイバーで分光光度計本体に戻して本体内の検出器を用いて検出するタイプと、試料から出射した光を外部検出器で検出するタイプがあります。
* 光ファイバーとファイバー取り付け口が別途必要です。外部検出器タイプは外部試料室も別途必要です。
光ファイバーユニット

絶対反射率測定ユニット

自動絶対反射率測定ユニット ARMV-919 / ARMN-920 / ARMN-921i 750 / 760 / 770 / 780

金属やガラス等の鏡面反射する試料の絶対反射率および拡散反射する試料の相対反射率を測定するための付属品です。
入射角と検出角の変角測定やS偏光とP偏光の自動切換が行えます。入射角と検出角が独立して設定できるので、入射角を変化させた絶対反射率および透過率の測定が可能です。
自動絶対反射率測定システムの詳しい情報はこちら>
自動絶対反射率測定ユニット