アミノ酸分析 システム紹介 ニンヒドリンポストカラム誘導体化システム

ニンヒドリンポストカラム誘導体化システム

ポストカラム誘導体化システム (Li-Nin 生体中遊離アミノ酸)

イオン交換カラムを用いて各アミノ酸を分離後、ニンヒドリンで誘導体化して紫外可視吸光度検出器で測定するシステムです。
特徴
  • 低圧グラジエント溶出法により安定したベースラインを実現
  • Jas-Ninキット(キットA:ニンヒドリン試薬, キットB:窒素系還元液)を使用することにより室温・開放系で使用可能で、従来のような窒素パージや冷却が不要
  • 紫外可視吸光度検出器の2波長検出機能を使用することにより、最適測定波長が異なる1級・2級アミノ酸を同時に検出
  • 生体中遊離アミノ酸を約200分で分析(溶出 160 min, コンディショニング 40 min, 1 cycle)
  • 数10~数100 pmolレベルの測定感度
  • 移動相及び反応液の供給に対応
標準試料のクロマトグラム
1: p-Ser, 2: Tau, 3: PEA, 4: Urea, 5: Asp, 6: Hypro, 7: Thr, 8: Ser, 9: Asn, 10: Glu, 11: Gln, 12: Sarco,13: Pro, 14: Gly, 15: Ala, 16: Cit,17: α-AnBA, 18: Val, 19: Cys, 20: Cysta, 21: Met, 22: Ile, 23: Leu, 24: Tyr, 25: Phe, 26: β-Ala, 27: β-AIBA, 28: GABA, 29: allo-Hylys, 30: Hylys, 31: EA, 32: Orn, 33: Lys, 34: Trp, 35: His, 36: 1-MeHis, 37: Ans, 38: Car, 39: 3-MeHis, 40: Arg
しじみの味噌汁用味噌のクロマトグラム
5: Asp, 7: Thr, 8: Ser, 10: Glu, 13: Pro, 14: Gly, 15: Ala, 16: Cit, 18: Val, 21: Met, 22: Ile, 23: Leu, 24: Tyr, 25: Phe, 28: GABA, 32: Orn, 33: Lys, 35: His, 40: Arg
試料前処理方法
  1. 試料0.3 g に超純水 10 mL を添加した後、ホモジナイズ
  2. 超音波抽出を行った後、0.45 µm フィルターでろ過
  3. 0.2 N クエン酸緩衝液 (pH 2.2) で2倍に希釈
Li型分離カラム(上)及びLi型アンモニア除去カラム(下)
Li型移動相セット(左)、反応液セット(Jas-Ninキット)3Lセット(右)
* Jas-Ninキットには1Lセットもあります。
Application Data
流路図
構成
移動相送液ポンプ PU-4185 × 1
オプション DG unit × 1
LG unit × 1
反応液送液ポンプ PU-4185 × 1
オプション R-PU-4185 unit × 1
DG unit × 1
LV-4000-06 × 1
オートサンプラー AS-4050/4150 × 1
オプション TC-4000-1/4000-2 × 1
カラムオーブン CO-4060 × 1
紫外可視吸光度検出器 UV-4070 × 1
ボトルスタンド BS-4000-1 × 1
アンモニア除去カラム AECpak Li-LG
(4.6 mmI.D. x 35 mmL)
× 1
分離カラム AApak Li-LG
(6.0 mmI.D. x 80 mmL, 5 µm)
× 1
移動相(4溶媒) Amino Buffer Li-LG 4000 × 1
反応液(2溶媒) Jas-Ninキット × 1
* 装置制御・データ処理用PC一式が別途必要です。
* バイアル・キャップ等は別売です。

ポストカラム誘導体化システム (Na-Nin タンパク質構成アミノ酸)

イオン交換カラムを用いて各アミノ酸を分離後、ニンヒドリンで誘導体化して紫外可視吸光度検出器で測定するシステムです。
特徴
  • 低圧グラジエント溶出法により安定したベースラインを実現
  • Jas-Ninキット(キットA:ニンヒドリン試薬, キットB:窒素系還元液)を使用することにより室温・開放系で使用可能で、従来のような窒素パージや冷却が不要
  • 紫外可視吸光度検出器の2波長検出機能を使用することにより、最適測定波長が異なる1級・2級アミノ酸を同時に検出
  • タンパク質構成アミノ酸を60分で分析(1cycle)
  • 数10~数100 pmolレベルの測定感度
  • 移動相及び反応液の供給に対応
標準試料のクロマトグラム
1: Cysteic acid, 2: Aspartic acid, 3: Threonine, 4: Serine, 5: Glutamic acid, 6: Proline, 7: Glycine, 8: Alanine, 9: Cystine, 10: Valine, 11: Methionine, 12: Isoleucine, 13: Leucine, 14: Tyrosine, 15: Phenylalanine, 16: GABA, 17: NH3, 18: Lysine, 19: Histidine, 20: Tryptophan, 21: Arginine
反応液セット(Jas-Ninキット) 3Lセット
* 1Lセットもあります。
Application Data
流路図
構成
移動相送液ポンプ PU-4185 × 1
オプション DG unit × 1
LG unit × 1
反応液送液ポンプ PU-4185 × 1
オプション R-PU-4185 unit × 1
DG unit × 1
LV-4000-06 × 1
オートサンプラー AS-4050/4150 × 1
オプション TC-4000-1/4000-2 × 1
カラムオーブン CO-4060 × 1
反応オーブン RO-4068 × 1
紫外可視吸光度検出器 UV-4070 × 1
ボトルスタンド BS-4000-1 × 1
アンモニア除去カラム AECpak Na-LG
(4.6 mmI.D. x 35 mmL)
× 1
分離カラム AApak Na-LG
(6.0 mmI.D. x 50 mmL, 5 µm)
× 1
移動相(4溶媒) Amino Buffer Na-LG × 1
反応液(2溶媒) Jas-Ninキット × 1
* 装置制御・データ処理用PC一式が別途必要です。
* バイアル・キャップ等は別売です。