アミノ酸分析 システム紹介 Dab-Labelプレカラム誘導体化システム

Dab-Labelプレカラム誘導体化システム

Dab-Labelプレカラム誘導体化システム (Conventional)

ダブシルクロライド(DABS-Cl)とアミノ酸混合試料を反応させて誘導体化後、逆相系カラムを用いて分離し、紫外可視吸光度検出器で測定するシステムです。
特徴
  • 誘導体化に必要な試薬・器具をDab-Labelキットとしてラインアップしているため、分析目的に合わせてキットの種類を選択可能
  • ダブシル化アミノ酸の高い安定性
  • タンパク質構成アミノ酸17成分を45分で分離
  • 数10 ~ 数100 pmolレベルの測定感度
標準試料のクロマトグラム
1: Cysteic acid, 2: Aspartic acid, 3: Glutamic acid, 4: Dabsyl-OH, 5, Glutamine, 6: Serine, 7: Threonine, 8: Arginine, 9: Glycine, 10: Alanine, 11: Taurine, 12: Proline, 13: GABA, 14: Valine, 15: Methionine, 16: Isoleucine, 17: Leucine, 18: Tryptophan, 19: Phenylalanine, 20: Cystine, 21: NH3, 22: Lysine, 23: Histidine, 24: Tyrosine
Application Data
構成(EXTREMA 4000Model, 4500Model)
4000Model
移動相送液ポンプ PU-4180 × 1
オプション DG unit × 1
LG unit × 1
オートサンプラー AS-4050 × 1
カラムオーブン CO-4060 × 1
紫外可視吸光度検出器 UV-4070 × 1
ボトルスタンド BS-4000-1 × 1
EXTREMA 4000Modelの詳細はこちら
4500Model
移動相送液ポンプ PU-4580 × 1
脱気ユニット DG-4580 × 1
低圧グラジエントユニット LG-4580 × 1
オートサンプラー AS-4550 × 1
カラムオーブン CO-4060 × 1
紫外可視吸光度検出器 UV-4570 × 1
ボトルスタンド BS-4500 × 1
EXTREMA 4500Modelの詳細はこちら
構成(共通)
プレカラム Dabsylpak Ⅱ-P × 1
分離カラム Dabsylpak Ⅱ
(4.6 mmI.D. x 150 mmL, 5 µm)
× 1
ダブシル化キット Dab-Label スタートキット*1 × 1
*1 分析目的に応じてキットの種類を選択できます(カラムを含むキットもあります)。真空ポンプ(真空度 0.2 mmHg, 排気量 100 L/min以上のもの)および遠心エバポレーターは別途ご用意下さい。
*2 装置制御・データ処理用PC一式が別途必要です。
*3 バイアル・キャップ等は別売です。

Dab-Labelプレカラム誘導体化システム (UHPLC)

ダブシルクロライド(DABS-Cl)とアミノ酸混合試料を反応させて誘導体化後、従来のHPLCよりも充塡剤粒子径が小さい逆相系カラムを用いて分離し、紫外可視吸光度検出器で測定するシステムです。
特徴
  • 誘導体化に必要な試薬・器具をDab-Labelキットとしてラインアップ
  • ダブシル化アミノ酸の高い安定性
  • タンパク質構成アミノ酸を中心とした21成分を7.5分で分離(従来のHPLCの1/6)
  • 数10 fmolレベルの測定感度
標準試料のクロマトグラム
1: Aspartic acid, 2: Glutamic acid, 3: Dabsyl-OH, 4, Serine, 5: Threonine, 6, Arginine, 7: Glysine, 8: Alanine, 9: Proline, 10: Taurine, 11: Valine, 12: GABA, 13: Methionine, 14: Isoleucine, 15: Leucine, 16: Phenylalanine, 17: Cystine, 18: NH3, 19: Hydroxylysine, 20: Ornithine, 21: Lysine, 22: Histidine, 23: Tyrosine
Application Data
構成
移動相送液ポンプ PU-4185-Binary × 1
オートサンプラー AS-4150 × 1
カラムオーブン CO-4061 × 1
紫外可視吸光度検出器 UV-4070 × 1
オプション セミミクロセルユニット × 1
ボトルスタンド BS-4000-1 × 1
分離カラム ZORBAX Eclipse Plus C18
(3.0 mmI.D. x 50 mmL, 1.8 µm)
× 1
インラインフィルター UHPLCインラインフィルターASSY × 1
ダブシル化キット Dab-Label スタートキットⅣ × 1
*1 分析目的に応じてキットの種類を選択できます(カラムを含むキットもあります)。真空ポンプ(真空度 0.2 mmHg, 排気量 100 L/min以上のもの)および遠心エバポレーターは別途ご用意下さい。
*2 装置制御・データ処理用PC一式が別途必要です。
*3 バイアル・キャップ等は別売です。

Dab-Label スタートキット

DAB-Labelキットの特徴
・充実のキット内容
誘導体化に必要な試薬・器具をDAB-Labelキットとしてラインアップし、目的に合わせてキットの種類を選択可能です。
・ダブシル化アミノ酸の優れた安定性
ダブシル化アミノ酸は、室温で約1ヶ月、−20℃で約1年間安定な状態を保つことができます。
ダブシル化と分析を別々の日に行うことができ、また、再分析や確認試験用として、長期保存することも可能です。
・高感度測定が可能
汎用的な紫外可視吸光度検出器を使用し、可視領域(465 nm)の検出波長で測定するため、不純物の影響やグラジエント分析時のベースラインの変動を抑えることができます。タンパク質換算で0.5~2 µgの試料量でアミノ酸組成分析が可能です。
4ステップの簡単アミノ酸分析
DAB-Labelキットを用いると、煩雑なタンパク質・ペプチドの気相加水分解およびアミノ酸の誘導体化が容易に行えます。
前処理(タンパク質・ペプチド)
取り扱い説明書に従って試料を前処理します
加水分解(110℃、24時間)
気相加水分解キットを用いて加水分解します
誘導体化(70℃、12分)
ダブシルクロライドを加えて誘導体化します
分析
HPLCあるいはRHPLCで簡単に分析できます
充実のDAB-Labelキット
キット名 用途
DAB-LabelスタートキットⅠ(ブロックヒータ・冷却トラップ付) タンパク質気相加水分解&ダブシル化
DAB-LabelスタートキットⅡ*1 タンパク質気相加水分解&ダブシル化
DAB-LabelスタートキットⅢ*2 ダブシル化
DAB-LabelスタートキットⅣ(ブロックヒータ付・カラムなし) ダブシル化
気相加水分解キット タンパク質気相加水分解
真空ポンプ(到達圧力30Pa以下、排気量100L/min以上のもの)、遠心エバポレーターは別途ご用意ください。
*1 ブロックヒータ及び冷却トラップセット(あるいは相当品)をお持ちの方用のキットです。
*2 ブロックヒータ(あるいは相当品)をお持ちの方用のキットです。
名称構成加水分解キット
加水分解用ベッセルベッセル上下、ラック、黒キャップ
ベッセル用アルミブロック1個
試料用チューブ1瓶(14本入り)、10瓶/1箱
シリコン栓1瓶(14個入り)、10瓶/1箱
チューブ用アルミブロック1個
試料調製用ラック1個
アンプルブレーカー25個
Dabsylpak Ⅱ-P(プレカラム)4.6 mmI.D. x 35 mm L
Dabsylpak Ⅱ(分離カラム)4.6 mmI.D. x 150 mm L
標準アミノ酸5 ml 1本
加水分解用塩酸1 ml アンプル 10本
ダブシル化試薬 A (アセトニトリル)100 ml 1本
ダブシル化試薬 B (ダブシルクロライド)1 g 1本
ダブシル化用緩衝液 (炭酸水素ナトリウム水溶液)100 ml 1本
希釈用緩衝液15 ml 10本
ヒーター1台
冷却トラップセット1式
内訳ステンレス製ラック
ガラストラップ 2個
三方バルブ
ステンレス製デュワービン
発泡ウレタン製デュワービンふた
テフロン製カットリング 2個
真空ゴム管 1 m
取扱説明書1 冊